制限するもの補うもの| 食事療法で憎っくき腎臓病を体内から排除しよう
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食事療法で憎っくき腎臓病を体内から排除しよう

制限するもの補うもの

男の人

制限する栄養素

腎臓病の食事療法はとにかく腎臓の負担を軽減させることが目的となります。そもそも腎臓というのは、血液をろ過して人体に不必要なものを尿として排泄する能力があります。その不必要なものとは、老廃物や毒素など人体に害を及ぼすものや、ミネラルなど多すぎると悪影響があるものなどがあります。そのため、ミネラル(特にナトリウム・カリウム・リン)の過剰摂取はNGとなります。ではそれ以外は大丈夫かというとそうではありません。タンパク質は体内で分解されるとエネルギーと共に窒素化合物が出てしまいそれが老廃物や毒素となります。そのため、タンパク質の摂り過ぎもNGになります。その一方で意外と思われるかもしれませんが、糖質は十分に摂らなくてはなりません。

補うべき糖分

なぜ腎臓病の食事療法では糖質を十分に摂る必要があるのでしょうか。決して糖分が腎臓に良い働きをしてくれるわけではなく、実はタンパク質の取り過ぎと理由は近いところがあります。糖質不足に陥ると体内ではエネルギー不足に陥ってしまい、別のもので補おうとします。その別のものの一つがタンパク質であり、それを分解することでエネルギーを生み出します。先ほど述べたようにタンパク質が分解されると窒素化合物を生じてしまい腎臓に負担をかけてしまうわけです。そのため、腎臓病に患ってしまったら糖質をしっかりと補えるような食事療法が求められるわけです。腎臓病の食事療法では制限される栄養素ばかりに目が生きがちですが、それ以外のものはしっかりと摂ることが大切です。